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2005/01/26 「ソウル半導体、交流電源用LEDを第3四半期から量産」(韓国新聞各社)

ソウル半導体、交流電源用LEDを第3四半期から量産

ソウル半導体新製品発表会写真ソウル半導体は昨年末開発を完了したAC(交流電源)用LED製品の量産を来る第3四半期から始める。ソウル半導体李代表取締役は、26日AC用LED新製品発表会でこのように明らかにして「AC用LED量産によって、蛍光灯など既存照明器具にLEDが取って代わる時期を大きく繰り上げる可能性がある」と強調した。
ソウル半導体のAC用LEDは既存LED製品がDC(直流)用駆動だったところから来る不便を解消した製品。LEDの寿命が長いことは勿論、AC用LEDを利用して作った照明機器を別途の装置なしに電源コンセントに差し込んで使うことができる。
ソウル半導体新製品発表会写真すなわち、現在発売開始されているDC用LEDの場合、一般電源がACなのでAC/DCコンバータが必要なだけでなく、コンバータの寿命がLEDより短く、LEDの長所を十分に生かすことができなかった。そうした問題が、一般家庭と産業現場でLED普及拡大の障害になってきたというのが会社側説明。
ソウル半導体は、「AC用LEDの寿命が8万時間で半永久的で、電力消耗量も既存光源に比べて数倍経済的」と「今後更に明るさを改善しながら既存光源を早く取り替えて行きたい」と説明した。またLEDは環境に優しいので環境破壊要素もないと付け加えた。
ソウル半導体新製品発表会写真ソウル半導体は、現在ワットあたり40ルーメンの明るさを出すAC用LED製品を開発した。ワットあたり60ルーメンの明るさを出す蛍光灯よりは明るさが落ちる。
発売開始初期にはワットあたり20ルーメンの小型電球を取り替え、来年白熱電球、そして来る2007年からはAC用LEDが蛍光灯に取って代わると期待している。
社長は「半導体照明機器を使うのにあたって、最大のジレンマ要素だったDC電源使用問題を解決、すでに設置された照明システムにそのまま使うことができる」と「今年から国内だけではなく、世界市場を対象にAC用LEDのマーケティングを積極的に推進する」と付け加えた。
一方、AC用LEDの基本技術は、日本のナイトライド・セミコンダクター社(Nitride Semiconductor)が保有しており、ソウル半導体はNS社からライセンスを受けて製品を開発した。ソウル半導体は改良特許を出願した状態で競業他社の進入が難しく、当分AC用LEDで優越的地位を享受することができると期待している。

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