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ディスプレイ

マイクロ(以下µ)LEDディスプレイは、小麦粉サイズの超微細なµLEDチップを応用する次世代ディスプレイとして、ARグラス、VRグラスといった小型ディスプレイの他、曲げられるフレキシブルなディスプレイ、更に、熱に強いので、高温になる自動車内用ディスプレイへの応用が期待されています。

µUV LEDを用いて、赤色、緑色、青色の3色の蛍光体を励起する方式【UV LED +R/G/B 蛍光体 方式】は、生産性が高く、色再現性に優れています。蛍光体は、蛍光灯や様々なディスプレイの発光材料として半世紀以上使用されてきた高効率、且つ、安定した無機材料です。µUV LEDと組み合わせることで最先端のディスプレィを実現します。

(µLEDディスプレイの詳しい仕組みは、µLEDディスプレイとは? をご確認下さい。)
VAR-AR

CRT-Display µUV LEDディスプレイに使用される蛍光体は、基本的に蛍光灯やブラウン管方式TV(以下CRT)、プラズマTV(以下PD)で使用されていたオーソドックスな無機材料で、発光効率が高く、寿命が長いだけでなく、コストが安いという特徴があります。

原理的には、PDが、百数十ボルトの電圧をかけてガスを注入したセル内に紫外線を発生させ、それにより蛍光体が発光するのに対し、µUV LEDは、たった3.2Vで発光します。構造を大幅に単純化でき、特に画面の小さな低消費電力ディスプレイを実現することができます。


ディスプレイの種類と原理

CRTディスプレイ

CRT-Display

 ブラウン管方式のディスプレイは、電子銃から打ち出された電子(電子ビーム)が、偏向ヨーク(磁界)によって、曲げられ、蛍光体を塗布した蛍光面にあたり、フルカラー表示します。

プラズマディスプレイ

CRT-Display 真空中の水銀に、電子が衝突すると、水銀はプラズマ状態になり、元に戻るとき放出した紫外線が蛍光体に当たって、フォトルミネッセンスが出ます。
 プラズマディスプレイは、画面の中に約300万個もの小さな真空セルを制御して像を作ります。像が鮮明ですが、発熱量が大きく、消費電力が大きくコストが高いので、液晶に敗れました。

液晶ディスプレイ

organicEL
 液晶とは、影絵の原理で、電圧をかけると、液晶分子はいっせいに向きを変え、液晶が光のシャッター役割をしていて、電圧の大きさによって、どれくらいの光を通すか調節できます。


有機ELディスプレイ

organicEL
 有機ELディスプレイは、色を持った素子そのものが発光する自発光ディスプレイで、コントラスト比の高い、消費電力が少ない、視野角が広い、滑らかな映像表現が可能ですが、高温環境に適さないのと、寿命が短いデメリットがあります。


µUV LEDディスプレイ 【UV LED +R/G/B 蛍光体 方式】

CRT-Display
 µUV LEDディスプレイは、蛍光体がフルカラーで自発光するディスプレイで、コントラスト比が高く消費電力が少ないのが特徴です。
 また、半世紀以上に亘って技術開発された蛍光体によって、美しい映像表現が可能なだけでなく、長寿命且つフレキシブルなディスプレイを実現します。


UV-LEDによるRGB蛍光体発光映像

UV-LEDモジュールの発光面積:20×24mm²
マイクロUV-LEDに換算した場合の
電流密度:約1mA/mm²での発光の様子
UV-LEDを用いた蛍光体フィルムの発光の様子

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