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ナイトライド・ニュース

「2008/7/30 紫外線LED出力2倍」(日刊工業新聞)

ナイトライド 紫外線LED 出力2倍 初年度販売目標100万個 医療装置向けなど NS375L-ERLM紫外線発光ダイオード(LED)製造のナイトライド・セミコンダクター(徳島県鳴門市、村本宜彦社長)は、従来の製品より出力を約2倍に高めた紫外線LEDを開発した。9月からサンプル出荷を始める。電子機器の腐食防止などのために、樹脂膜を硬化させる装置の光源などへの需要を見込んでいる。
新製品「NS375L-ERLM」=写真=は25ミリアンペアの電流で出力が20ミリワット。従来品は20ミリアンペアの電流で8.4-11ミリワットだった。LEDチップの大きさを従来の280マイクロメートル角から350マイクロメートル x 360マイクロメートルに拡大して電流の許容量を増やした。
また、基板に表面処理を施して光の屈折率を変えたほか、透明電極の材料変更、紫外線の透過率の高い樹脂利用などによって出力を大幅に上げた。寿命は1万時間以上。高効率を実現しているため消費電力も少ないという。
樹脂硬化のほかに医療用分析装置向けの光源などの需要を見込んでいる。初年度は百万個の販売を目標にしている。

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