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ナイトライド・ニュース

Lite-On社製のUV-LEDを対象とした、米国テキサス州西部地区連邦地方裁判所における特許権侵害訴訟提起に関するお知らせ


UV-LED技術のパイオニアであるナイトライド・セミコンダクター株式会社(以下、「当社」)は、2021年2月26日(現地時間)、UV-LED製品の製造販売業者であるLite-On Technology Corporation及び同社関連会社である米国法人3社(以下、総称して「Lite-On」)に対し、Lite-Onが製造販売するUV-LED製品を対象として、特許権侵害差止・損害賠償請求訴訟を米国テキサス州西部地区連邦地方裁判所(Waco支部)に提起していましたことをご報告いたします。


当社は、UV-LED業界で最も早く創業した企業の一つです。当社は、徳島大学酒井士郎名誉教授と共同で2000年に世界で初めて高効率UV-LEDの開発に成功し、以降、UV-LED製品を製造・販売しているUV-LEDのパイオニア企業です。当社はこれまで、困難を極めたUV-LED開発・改良に大きな研究開発投資をして参りました。


当社のUV-LEDに関する特許技術を守るために、当社は、2017年以降、当社特許権侵害行為に対する法的措置を講じて参りました。
2020年には、当社は、米国カリフォルニア州北部地区連邦地裁において、当社のUV-LEDに関する特許権を侵害していたRayVioに対する勝訴判決を得ました。同判決は、当社特許権の有効性についても当社に有利に判断したものです。また、米国特許庁は、RayVioが請求したIPR手続において、当社特許権の重要なクレームの有効性を確認する決定を出しています。
これらに加え、当社は、現在、電気部品販売業者であるDigi-Key Corporation(以下「Digikey」)に対し、American Opto Plus LED Corp.、Crystal IS Inc.、Lite-On Semiconductor Corp、Luminus Devices Inc.、Kingbright Electronic Co., Ltd.、QT-Brightek Corp.及びVishay Intertechnology Inc.が製造し、Digikeyが販売するUV-LED製品を対象として、特許権侵害差止・損害賠償請求訴訟を米国ミネソタ州連邦地方裁判所に提起しています。


当社は、当社特許権等の知的財産権を極めて重要な経営資産と位置付けており、今後も、当社の知的財産権を侵害又は侵害するおそれがある行為に対しては、世界各国において断固たる措置を講じて参る所存です。


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