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ナイトライド・ニュース

2003/02/22 「短波長360nmLED 応用範囲を拡大へ」(徳島新聞)

短波長360ナノメートルLED ナイトライド開発 応用範囲を拡大へ産学連携の半導体ベンチャーのナイトライド・セミコンダクター(鳴門市瀬戸町)は、光の波長が360ナノ(ナノは10億分の1)メートルの紫外線発光ダイオード(LED)の開発に成功した。出力は実用化レベルの1ミリワットで、紙幣識別用などに出荷している370ナノメートルの製品より波長が短いため、用途の拡大を見込んでいる。
開発した360ナノメートルの紫外線LEDは、電気を流すと紫外線領域が360ナノメートルの紫外線の光を発する。
同社は昨年4月に370ナノメートルの製品を発表し量産化。昨年末からは365ナノメートルのサンプル出荷も行っている。
引き続き、短波長の製品開発を進め、同社技術アドバイザーで徳島大学工学部の酒井士郎教授の指導を受けて開発にこぎつけた。
紫外線LEDは短波長で、樹脂の硬化効果を引き出す工業用や紙幣識別装置などの光源として利用され始めている。
同社は今後、360ナノメートルの新製品をサンプル出荷して市場性を確認。これと並行して出力を5-10倍に高め、白色照明や光触媒を組み合わせた空気清浄機などに応用範囲を広げる方針。
村本宜彦社長は「ラインナップを充実させ、顧客のニーズに応えていきたい」と話している。

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