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ナイトライド・ニュース

「2007/12/5 UV-LEDの可能性開拓」(半導体産業新聞)

金属探傷用と生鮮野菜貯蔵用を発売 ナイトライド・セミコン UV-LEDの可能性開拓 ナイトライド・セミコンダクター(株)(徳島県鳴門市瀬戸町明神字板屋島115-7、電話088-683-7750、村本宜彦代表取締役)は、金属探傷検査用高出力ハンディLEDブラックライトと、生鮮野菜貯蔵用UV-LED蛍光灯を開発、販売を開始しており、新たなUV-LEDの用途を開拓した。
発売したブラックライトは、ジェットコースターの脱輪、橋の崩落事故など金属疲労に伴う事故が増える中、金属探傷検査用として開発された。従来の蛍光管式ブラックライトに比べ大幅な軽量化・コンパクト化を達成、電源ケーブル不要で携帯性に優れ、一万時間以上の長寿命、志向性が強く、照射距離が長いなど、LEDの長所をフルに活用している。
製品はLED14灯タイプと45灯タイプの2タイプあり、14灯は単4乾電池3個使用で、重量は105g。45灯は同電池4個使用で、重量は226g。いずれも、堅牢アルミ合金製ボディで高い耐衝撃性を備え、防滴仕様となっている。金属探傷のほか、カーエアコンのガス漏れ検査などにも活用できる。
ハンディLEDブラックライト また同社では、レタスなどの傷みやすい生鮮野菜の保存に、波長370nm前後のUV照射が効果的なことを確認、この近辺の波長を発する生鮮野菜貯蔵用UV-LED蛍光灯を開発した。蛍光灯サイズや照射距離にもよるが、最大1週間ほど生鮮食品を長持ちさせることが可能である。また、この波長は有害紫外線を含まず、人体には無害である。
全国のスーパーマーケットやバイオ分野の研究機関向けに、年間2億円ほどの売り上げを見込む。希望小売価格は、20Wタイプで5万円、40Wタイプで8万円。アルミ製シートヒンクにより、熱を効率的に冷却、1万時間以上の長寿命を実現した。

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