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ナイトライド・ストーリー

Chapter 183

米国の紫外線LEDの製造方法に関する、特許権侵害訴訟に関して、侵害7社中5社に関して、和解が成立した。米国の特許訴訟システムの合理性は、日本も見習うべきだ。審理の進行が早いので、訴訟が長引く間に特許が侵害され続け、侵害した者勝ちといったことがない。膨大な訴訟費用を払っても、甲斐があったと納得できる。知財という当然の権利を守るために、わざわざ訴訟をしなければならないのは、残念なことと思うが、国同士の戦争も、裁判で合理的に解決できないものかと思う。そのためには、国連が機能不全陥っている現状を改める必要がある。常任理事国が戦争当事者の場合は決議に参加できないといった、当たり前のルールになぜ、改訂できない?敢えて無作為にしているようにしか見えない。

さて、新型コロナウイルス、ウクライナ、それに伴うインフレと、マスコミのネタは尽きないが、毎朝、ニュースでウクライナ東部戦線の一進一退の状況を聞かされるのも、正直、うんざりしてきた。今時、多くの人は、ネットニュースで、誰の都合で選択したかわからないニュースを、天気予報、地震速報から芸能人や政治家の痴話喧嘩に至る迄見ている。TV画面がネットと繋がって、観たい時に観たい情報や映画を観ることが当たり前になり、時間にならないと情報が流れないもどかしさに耐えられない。旧態依然のTV放送は、一体誰のために何を伝えるメディアなのか?侵略戦争は決して許されるものではないので、断固阻止すべきというメッセージは、資本主義陣営の主要国間では、既に、共通認識となっている。ならば、次に視聴者が求めるのは、この無謀な戦争を、誰がどうやって終わらせるかということだろう。ロシアやロシアから経済援助を受けているアフリカ諸国、その他の国々にしてみれば、恩義を感じるプーチンの暴走を咎めるわけにもいかない。2003年、米国ジョージ・W・ブッシュ大統領が、「ならず者イラクの自由作戦」と銘打ってサダム・フセイン政権を倒したものの、結局、ある筈の生物・化学兵器はなく、後に残されたのは、更なる貧困と、宗教抗争、誘拐、爆弾テロといったように、イラクに不自由をもたらしたに過ぎなかった。つまり、悪の枢軸ならず者政権は、必ずしも悪ではなく、貧しい地域、法律が意味を持たないような荒れた地域に於いて、恐怖政治による秩序が必要な場合もある。ロシアは、ソ連邦が崩壊したとはいえ、未だに広大な国土を持つ。様々な人種、宗教、価値観を持つ国民を束ねるのは容易なことではない。壁崩壊以降、プーチン政権でなければ、ロシアは、もっとバラバラになった可能性が高い。似たような事情は、日本国内の治安状況を見ても分かる。暴力団は未だに存在し、麻薬の密売や、振り込め詐欺といった犯罪はなくならないが、警察も本気で組組織を撲滅しようとしない。それは、なぜか?闇の世界にも秩序があって、それが壊れることによるデメリットの方が大きいからだ。最近では、キャリア官僚や税務署員が詐欺で捕まる時代。いかにも悪そうな者よりも、善良そうな者の方が、信用できない。今回も、プーチンを潰したところで、ロシア国内が混乱して手が付けられなくなる可能性がある。国連が、健全に機能して、お互いが納得できる落としどころを見つけるしかないと思う。ゼレンスキー大統領も、隣国の善意にばかり頼るのを止めて、妥協点を見出す努力が必要ではないか?

紫外線LEDの研究開発風景

紫外線LEDの研究開発風景

令和4年6月22日

長引く戦闘と駆け引き

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