ナイトライド・ニュース
【高松】ナイトライド・セミコンダクター(徳島県鳴門市、村本宜彦社長、088・683・7750)は、紫外線(UV)を出す発光ダイオード(LED)モジュールの高出力タイプ2種類を開発した。出力は「NS375M-CPFX=写真」が370ミリワット、「NS375M-CPFW」が200ミリワット。同社従来品の130ミリワットと比べて大幅に出力を高めた。光樹脂硬化、空気清浄機、半導体、医療・バイオなどの光源向け。08年1月からサンプル出荷する。価格は「CPFX」で2万6000円。
チップ面積を従来比約4倍にしたほか結晶構造を見直し、高い効率と高出力を実現した。0.7グラムと軽量で、寸法が幅、奥行きとも14.5ミリメートル、厚さが1.1ミリメートルと薄型。セラミックス基板を使用して高い放熱性を持たせた。電源のオン・オフによる劣化がなく、瞬時にUVが照射できて効率的な使用が可能などの特徴がある。