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「2007/11/21 高出力の紫外線LED・1月から試験出荷 チップ面積4倍に」(日本経済新聞)

ナイトライド 高出力の紫外線LED・1月から試験出荷 チップ面積4倍に 高出力の紫外線LED紫外線発光ダイオード(LED)製造のナイトライド・セミコンダクター(徳島県鳴門市、村本宜彦社長)は、2008年1月から高出力の紫外線LED=写真=のサンプル出荷を始める。LEDチップの面積を大きくすることで、従来製品より少ないチップ数で高い出力を確保した。
発売する紫外線LEDは2種類で、いずれも波長は375ナノメートル(ナノは10億分の1)。「NS375M-CPFX」は600ミリアンペアの電流で370ミリワットの出力が、「NS375M-CPFW」は300ミリアンペアの電流で200ミリワットの出力が得られる。サイズは長さと幅が14.5ミリメートル、厚さは1.1ミリメートル。
LEDチップの面積を従来の約4倍に拡大することで高い出力を得た。従来、同社が販売していた高出力紫外線LED「NS375M-CPFV」はチップを27個使用していたが、今回はCPFXが大面積チップ18個、CPFWが9個となっている。
樹脂硬化や空気清浄機用の光源として使用できるほか、半導体露光装置向けの光源としても需要を期待している。サンプル価格はCPFXが1個当たり2万6千円、CPFWが1万3千円。将来的には年間20億-30億円の売り上げを目指す。

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