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新製品発表【高出力深紫外線UV-LEDモジュール】

波長275nmの深紫外線UV-LEDの光は、大腸菌、インフルエンザウイルス、ノロウイルス等に対して殺菌、不活化の効果があることは、既に実証済ですが、この度、従来の深紫外線UV-LEDの約10倍(当社比)の高出力モジュールを開発致しましたので、発表致します。
NS275B-44FA

製品名称/型番:高出力深紫外線UV-LEDモジュール/NS275B-44FA


◆背景

コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療現場の殺菌のため、殺菌灯として紫外線(水銀)ランプが使用されていますが、紫外線ランプは、寿命が短く、割れ易く、扱いが難しいため紫外線ランプに代わって、高出力の深紫外線LEDが要望されています。
また、2020年以降、水銀の製造販売、輸出入を禁止する水俣条約に基づき、紫外線(水銀)ランプを深紫外線LEDに置き換える動きが活発化することが期待されています。

◆高出力深紫外線UV-LEDモジュールの特徴

①高効率深紫外線UV-LEDチップを採用し、省エネ、長寿命

省エネ、長寿命な波長275nm深紫外線UV-LEDチップを放熱性の高いアルミ二ウム基板上に16個実装し、光出力290mW(800mA Vf 31V)と世界最高出力を達成。寿命約5,000時間で安定した性能が長時間持続します。

②経済的

価格は、高価な窒化アルミニウムといったパッケージを使用しないことで、量産時約6千円/枚と、競合他社の深紫外線UV-LEDパッケージ品(約3mW)と比較しても、大幅に安く、コストパフォーマンスに優れる。
補足:水銀ランプは点灯後紫外線が照射されるまで、5分程度の待機時間が必要。また、点けたり消したりできないので、常時点灯する必要があり、電気代が嵩みますが、LEDは、必要な時だけ点灯できるので、更に経済的。

③薄型コンパクトで安全

UVランプと異なり、薄型コンパクト且つLEDなので衝撃に強く、万が一破損した場合でも、ガラスや内部の水銀が飛散する心配がありません。

④サイズ

縦20mm×横20mm×厚約4mm

◆用途

殺菌灯としての使用を想定。現在、病院内のICUの殺菌にUVランプ殺菌灯が使用されています。
補足:波長275nmのUV-LEDによる大腸菌の殺菌及びウイルスの不活化は、仙台医療センターウィルスセンターにて確認済み。
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