ナイトライド・ニュース
波長275nmの深紫外線UV-LEDの光は、大腸菌、インフルエンザウイルス、ノロウイルス等に対して殺菌、不活化の効果があることは、既に実証済ですが、この度、医療現場等で使用されるUV(ランプ)殺菌灯として、持ち運びが簡単で、確実、安全、簡単に殺菌、不活化できるハンディUV-LED殺菌灯を開発致しましたので、発表致します。
また、2020年以降、水銀の製造販売、輸出入を禁止する水俣条約に基づき、紫外線(水銀)ランプを深紫外線LEDに置き換える動きが活発化することが期待されています。
補足:水銀ランプは点灯後紫外線が照射されるまで、5分程度の待機時間が必要。 また、点けたり消したりできないので、常時点灯する必要がありました。
更に、薬剤散布は、電子化が進んだ医療機器、計測機器に悪影響を及ぼす恐れがあり、光による殺菌であれば、ダメージを与えず、安全に殺菌できます。 また、薬剤散布者が、誤って薬剤を吸い込むことも避けられます。
補足:波長275nmのUV-LEDによる大腸菌、黄色ブドウ球菌等の殺菌、及びインフルエンザウイルスとノロウイルスの不活化は、仙台医療センターウィルスセンターにて確認済み。 現在、コロナウイルスにて検証中。
製品名称/型番:ハンディUV-LED殺菌灯/NS275-HSL-20W
◆背景
コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療現場や感染施設内の殺菌のため、薬剤散布や、従来から、殺菌灯として紫外線(水銀)ランプの照射が行われていますが、薬剤散布は、電子化が進んだ医療機器や計測機器にダメージを与える恐れと、薬剤が残る問題があります。また、従来から使用されている紫外線ランプは、寿命が短く、割れ易く、扱いが難しいため、割れずに、安全、簡単、より確実に殺菌できる殺菌灯が待望されています。また、2020年以降、水銀の製造販売、輸出入を禁止する水俣条約に基づき、紫外線(水銀)ランプを深紫外線LEDに置き換える動きが活発化することが期待されています。
◆ハンディUV-LED殺菌灯の特徴
①高効率深紫外線LEDモジュールを採用し、省エネ、長寿命、頑丈
省エネ、長寿命な波長275nm深紫外線LEDモジュール(弊社製)を採用し、寿命約5,000時間で安定した性能が長時間持続します。 また、薄型コンパクト且つ衝撃に強く、万が一破損した場合でも、UVランプと異なり、ガラスや内部の水銀が飛散する心配がありません。 更に、発熱が少なく、万が一、触れても火傷、火事の心配がありません。②経済的
希望小売価格は、1台20万円。 従来のUVランプ式にハンディな殺菌灯がないので、比較は難しいですが、電力消費量が、UVランプの10分の1、発光に必要な時間が50ナノ秒と瞬時にオンオフ制御が可能なので、稼働時間を減らせるため、ランプよりも大幅に省エネになります。補足:水銀ランプは点灯後紫外線が照射されるまで、5分程度の待機時間が必要。 また、点けたり消したりできないので、常時点灯する必要がありました。
③軽量・コンパクトで安全
UVランプ式と異なり、構造が単純で、アルミニウム製の筐体を採用したことで、重量は約2.5kg(ケーブル含む)と軽量。 ウレタン製のソフトな取手がついて持ち運びが容易です。 光源部は頑丈な金属ネットで保護されています。④サイズ
横31cm×縦30cm×奥行18.5cm⑤安全基準
- 物への照射に関しては、安全基準はありませんが、安全のため、肌を露出せず、保護メガネと光を透過しない手袋の着用をお願いします。目の充血、皮膚が赤くなる恐れがあります。
- 人に向けて照射する場合の安全基準
日本工業規格(JIS)Z8812
『人体への許容限界値は、一日あたり8時間以内で、波長270nmの紫外線おいて30J/m²以下にしなければなりません。(JIS Z 8812)』
◆用途
殺菌灯としての使用を想定。 現在、病院内の殺菌照明、医療機器の殺菌にUVランプ殺菌灯が使用されていますが、コロナウイルスの感染経路として、院内に於いて、UVランプの設置されていない箇所が多くあります。 そのような箇所に臨時で設置、また、手に持って、必要な箇所を重点的に殺菌するような使用法を想定しています。更に、薬剤散布は、電子化が進んだ医療機器、計測機器に悪影響を及ぼす恐れがあり、光による殺菌であれば、ダメージを与えず、安全に殺菌できます。 また、薬剤散布者が、誤って薬剤を吸い込むことも避けられます。
補足:波長275nmのUV-LEDによる大腸菌、黄色ブドウ球菌等の殺菌、及びインフルエンザウイルスとノロウイルスの不活化は、仙台医療センターウィルスセンターにて確認済み。 現在、コロナウイルスにて検証中。