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コロナウイルスに関して、深紫外線LEDによる高い不活化性能を検証致しましたので、ご報告申し上げます。
表は濃度単位での表記で約9360ないし10000TCID50/mLの濃度のウイルス液が、検出限界(42TCID50/mL)以下の濃度になったということを示しています。
【4/24補足追記事項】
10分未満での不活化評価試験結果が出ましたので追記致します。
下記データおよびグラフの通り5分で約85%という結果でした。従いまして、UV殺菌器LEDPURE SM1のタイマー時間設定は10分以上にてご使用いただくことをお薦め致します。
注意事項:マスクのひだの陰になった部分は深紫外線が届かず、不活化されませんので、よく伸ばし、表・裏に照射して下さい。
◆背景
深紫外線LEDによる、大腸菌、黄色ブドウ球菌等の細菌、インフルエンザウイルス、ノロウイルスの不活化に関しては、既に検証済ですが、コロナウイルスの検証は今回が初めてです。◆使用機材
UV殺菌器 LED PURE SM1◆実施機関
仙台医療センター ウイルスセンター◆中間報告
229Eという従来のコロナウイルス50µLの液滴中の460~500個のウイルスが、10cmの距離からUV殺菌器LEDPURE SM1の275nmのUVLEDの光10分間の照射で、ウイルスは検出されなくなり、検出限界(2個)以下になりました。10分で検出限界以下なので、それより長い時間かけても当然のことながら検出限界以下です。どれだけの短い時間で同じ結果になるかについては、今後、追試の予定です。UV照射あるなしでの実測値
UV照射 | なし | あり |
---|---|---|
10分 | 9360 | <40 |
20分 | 10000 | <40 |
30分 | 9360 | <40 |
【4/24補足追記事項】
229Eコロナウイルスに於ける10分未満の不活化実証結果
10分未満での不活化評価試験結果が出ましたので追記致します。下記データおよびグラフの通り5分で約85%という結果でした。従いまして、UV殺菌器LEDPURE SM1のタイマー時間設定は10分以上にてご使用いただくことをお薦め致します。
注意事項:マスクのひだの陰になった部分は深紫外線が届かず、不活化されませんので、よく伸ばし、表・裏に照射して下さい。