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未だに、半導体の露光機には水銀を含むUVランプが使用されていますが、待機時間が長い、寿命が短い、UV照度の安定性が低い、オンオフによる制御ができないといった機能面での制約に加えて、国連環境計画 水俣条約により、環境問題からも半導体(LED)光源への切り替えが進むことが期待されています。
1チップで高出力を実現し、露光機用光源に最適なUV-LED NS365L-9RXTを開発いたしました。
そこで、予め深いリフレクターに紫外線透過率の高いレンズを組み合わせることで、指向角15°以下を実現しました。
1チップで高出力を実現し、露光機用光源に最適なUV-LED NS365L-9RXTを開発いたしました。
◆背景
2020年以降、水銀の製造販売、輸出入を禁止する国連環境計画の水俣条約に基づき、紫外線(水銀)ランプを深紫外線LEDに置き換える動きが活発化することが期待されていますが、コスト優先の産業界の抵抗もあり、UV-LED光源への切り替えが進んでいない。◆露光機専用UV-LED NS365L-9RXTの特徴
①高効率大出力UV-LEDチップを採用し、省エネ、長寿命
高効率、省エネ、長寿命な波長365nmUV-LEDチップを採用、UV出力3.2W(If:3A、Vf:4.6V)の大パワーを発揮します。②半導体露光に適した狭い指向角
正確な露光を行うためには、平行光が必要ですが、一般的にUV-LED光源は指向角が広く(約120°)、露光用に取り込む光量が不足する傾向がありました。そこで、予め深いリフレクターに紫外線透過率の高いレンズを組み合わせることで、指向角15°以下を実現しました。