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µUV LEDの生産性

以下に試作時及び量産時のµUV LEDチップ仕様例を示します。
<試作チップ仕様例>
 ・チップサイズ: 16µm×48µm
 ・チップ間距離: 縦10µm/横30µm
 ・チップ面積(チップサイズ+チップ間距離): 2,208µ㎡
 ・4インチウエハの有効面積: 6,936,260,000µ㎡
 ・4インチウエハ内のチップ数: 3,141,422個


試作チップ(16µm×48µm)

<量産チップ仕様例>
 ・チップサイズ: 12µm×24µm
 ・チップ間: 縦5µm/横5µm
 ・チップ面積(チップサイズ+チップ間距離): 493µm²
 ・4インチウエハの有効面積: 6,936,260,000µm²
 ・4インチウエハ内のチップ数: 14,069,492個


量産チップ(12µm×24µm)

⇒チップ取れ数は、試作時の 約4.5倍
⇒1チップ当たりの製造コスト 約1/4.5

歩留まりを向上させるためには、ウエハの結晶欠陥及びパーティクルを減らす必要があります。下記画像のように、エピタキシャル層内部には転位と呼ばれる結晶欠陥が存在し、転位が多いとリーク電流の増加による電気特性不良、発光再結合が減少する事による発光効率の低下を招きます。またパーティクルは外観不良、電気特性不良を引き起こします。

歩留まりを向上させるために、成長パラメータの最適化による転位低減、作業環境及び作業方法の見直しによるパーティクルの低減に取り組んでいます。


欠陥の種類(左:エピタキシャル層内部の欠陥、右:エピウエハ表面欠陥)

最終的にレーザーリフトオフ(LLO)を行い、下図のようにµUV LEDチップをサファイア基板から剥がします。現在、LLOを用いた転写率は約99.995%です。


LLOによるµUV LEDチップの転写

画像:株式会社ブイ・テクノロジー提供


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