ナイトライド・ニュース
コンピュータ周辺機器などを開発するネットハンズ（東京、徳田ひとみ社長、03･5214･5155）はパソコンと簡単に接続でき、光触媒反応によって雑菌を分解し、においを消すなどの効果が得られる装置＝写真＝を商品化する。装置は造花を使った置物風の外観。造花の表面に酸化チタンの膜を形成し、根元に紫外線を発する発光ダイオード(LED)を付ける。パソコンからユニバーサル・シリアル・パス(USB)接続によって電源を供給するとLEDから発した紫外線が酸化チタンに当たり、光触媒効果が得られる。
徳島大学発ベンチャーのナイトライド・セミコンダクター（徳島県鳴門市）が開発した紫外線LEDを用いる。製品は3,800円程度で6月に発売予定。通信販売や小売店経由で月間1万個の販売を見込んでいる。
