ナイトライド・ニュース
中小が国際競争に勝ち抜くもう一つのカギがリスクマネーの活用だ。次世代の省エネ照明向け光源と期待される紫外線発光ダイオード(LED)。世界初の量産に成功したナイトライド・セミコンダクター(徳島県鳴門市)の大株主には2001年から米カーライル・グループが名を連ねる。村本宜彦社長は「カーライルの資金と信用力が事業化を支えた」と振り返る。
「可能性を秘めた企業へのリスクマネー提供が我々の役割」(カーライルの朝倉陽保マネージングディレクター)。低燃費車の部品を生産する地方の中小には中東ファンドなどからも出資の打診が来る。現在は点でしかない動きを大きな流れにできるのか。
(一部抜粋)