ナイトライド・ニュース
ナイトライド・セミコンダクター(株)(徳島県鳴門市瀬戸町明神字板屋島115-7、TEL088-683-7750)は、紫外線LEDによって赤、緑、青の3色の蛍光体を励起する「UV-RGB方式」の白色LEDを開発した。従来の白色LEDに比べて高い演色性を持ち、色のばらつきがないのでLED照明、液晶バックライト用途に適している。夏ごろからのサンプル出荷を予定している。
紫外線LEDチップの大幅な出力向上によって、白色効率50lm/W以上を達成。高効率RGB蛍光体を採用して高い演色性を実現した。青色LEDに黄色蛍光体を組み合わせた白色LEDの演色性がRa70であるのに対し、UV-RGB方式はRa90以上を達成。従来の青色LED方式のように赤色蛍光体を追加する手間やコストなしに、自然な色合いを持つ屋内照明を実現できる。
液晶バックライトに使用した場合、色再現性の目安NTSC100%を達成。赤、青、緑の蛍光体の比率を変えるだけで簡単に色温度を変えられ、顧客のニーズや用途によって白色をオーダーメードできる。