Chapter 162
新年、明けましておめでとうございます。
さて、私は、あまりTVを観ませんが、年末年始恒例の太平洋戦争のドキュメンタリー番組を、何げなく観ました。内容は悲惨な戦争を二度とやってはいけないという有触れたメッセージながら、世相が世相なだけに心に響きました。日本軍上層部の誤った情報、現場を無視した独断的な解釈で事態は最悪の結末を迎えると言ったお決まりの内容ながら、現代にも通じるところが多く、背筋の寒い思いをしました。まさか戦争などと思うかもしれませんが、太平洋戦争以前の知識人もあり得ないと思っていました。4年前の大統領選の時に、トランプ大統領が、核ミサイルの発射ボタンを押さないかと冗談交じりに書きましたが、共和党は、好戦的なので、2003年、ブッシュ・ジュニア大統領が、ある筈の大量破壊兵器がなかったイラクへ侵攻し、フセイン政権を倒し、その影響で中東の力のバランスが崩れ、今でも混乱が続いています。未だに紛争を続けられるのは、資金、武器の供給があるからであり、誰が供給しているかは明らかです。こういった話は、単なる陰謀論ではなく、実話として映画化されているにも関わらず、誰も責任を追及されません。 民主主義とは、手続きさえ踏めば、大量殺人といった過ちも正当化されるということなのでしょうか?
コロナは収まるどころか、一層勢いを増し、各国はロックダウンで防御するしか術がないとしていますが、私は、これはフェイクなのではないかと疑い始めています。フェイクの意味するところは、本気で、アウトブレイクを阻止しようとしていないからです。それは、Go toのように、明らかに火に油を注ぐようなキャンペーン。未だに承認が見送られたアビガンといった治療薬の備蓄がニュースで取り上げられ、本来のワクチン開発に一体いくらの資金が投じられ、経過がどのようになり、成果がいつ出るのかといった情報が、1年近く経て報じられないのは不自然極まりない。敢えて放置しているとしか思えません。医療現場に於いては、医師、看護師、その他多くの皆さんが、感染のリスクも恐れず、不眠不休の治療看護に当たっている。これは、戦時中で言えば、武器、弾薬も不十分、三八式歩兵銃や竹槍で、重戦車、マシンガンの米兵と戦うに等しい。 なぜ、国は、医療現場に殺菌照明やウイルスを不活化できる空気清浄機を設置しないのでしょう?
弊社の深紫外線LEDは、コロナウイルスに対する有効性を検証済であり、安全にウイルスを不活化する方法も確立していますが、一向にこのような殺菌装置の設置が始まりません。世界的な困難な時代に、普及したのはマスクだけ。また、病院内を、走る殺菌ロボットのニュースを見かけますが、闇雲に照射するだけで本当に効果があるのでしょうか?わざわざ自走しなくても、人が手に触れる箇所や通り道の天井や壁に殺菌灯を設置すれば安く上がります。弊社が開発した、全身を短時間で不活化できる深紫外線LEDシャワーBOXは、横浜市医師会を通じて3台を寄贈した後、 どこも欲しいと言って来ませんが、必要なら他の病院にも、寄贈する準備があります。
今、皆ができる事をやる時ではないでしょうか!
令和3年 元旦
2021年 人として思うこと、やるべきこと