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ナイトライド・ストーリー

Chapter 191

ウクライナ戦争も早1年と、民主主義と社会主義の対立が、どんどんエスカレートする。中国の台湾侵攻が、当然のように語られ、日本も戦争に引き擦りこまれつつある。根底にあるのは、世界の工場として繊維、太陽電池、LED、家電製品、スマホ、5G通信設備だけでなく、世界の研究所として、半導体等の先端産業さえも、世界のトップを狙える強大な力を持ってしまった中国に対して、米国、欧州、そして、日本の産業及び技術力の低下がある。民主主義が社会主義に敵わないとなって、中国封じ込めに出たのだが、方法としては卑怯だし、こういうやり方は、争いになる。30年前、半導体、自動車摩擦で、米国の言いなりになった日本とは訳が違う。正々堂々と戦って打ち負かす気概は無いらしい。また、国連なんてものは、何の抑止力にもならないどころか、制裁の妨げになっている。世界平和の取り組みは、見せかけに過ぎず、戦争と言う名目の殺人、暴行、傷害を本気で止めようと努力する姿はない。ウクライナへの最新鋭の戦車、更には戦闘機の供与が現実になりそうだが、武器が強力になればなる程、死者、負傷者が増える。これは、もう支援ではなく、殺人、暴行、傷害の幇助だ。いっそのこと、核ミサイルを供与したら、戦闘を止めて撤退するのではないか?また、皮肉なことにウクライナと黒海を隔てた対岸、トルコとシリアの地震で大きな被害が出ている。泣き面に蜂、呪いでも掛けられているかのように、黒海沿岸に災難が降りかかっている。ウクライナから難民を受け入れて、人道的援助を行っている国に、地震とは、神も無慈悲なことをする。一瞬で1万人以上の犠牲者(AFP通信)が出る地震と比べれば、1年間で約10万人(米国軍トップ公表)の死者を出す戦争など、些細な出来事と思えという戒めか?十字架や磔と、戦争は、どちらが重い?犠牲者累計677万人(CoronaBoard)のコロナ禍が治まりつつあるのが、せめてもの救いだが、愚か者の罪を許すにも限度がある。寧ろ、人類は必要のない生物として、早く絶滅せよという思し召しか?などと、悲観的になりがちだが、戦争は、今に始まったことではなく、米国のアフガニスタン侵攻も20年続いた。ゼレンスキー大統領が元コメディアンというのも冗談っぽいが、ヒーローなのか悪魔なのか判断が難しい。そんな中、日本は平和そのものと言っていい。目下の関心事は、強盗殺人・詐欺事件の容疑者達のフィリピンからの移送と少子化対策。子育て世代を支援する議論が活発だが、それこそ、統一教会の合同結婚式の方がよっぽど効果的に映る。流石、宗教団体。信者を増やすためのイベントは抜かりない。本気で少子化に取り組むなら、SF映画の人間製造工場ように人工授精で子供を産んで育てることだってできる。精子は、トム・クルーズ、卵子は、スタンフォード大卒の女性といったように、予算に応じて選択できるようにする。倫理がどうのとか反論はいくらでもあると思うが、LGBTが認められると、子供が産めない夫婦が増える。そんなLGBT夫婦が、理想の子供をチョイスして育てるためにも、こんなベンチャー企業が許されてもいい。それは冗談としても、少なくとも、出産祝い金を100万円にすれば、確実に出生率は上がる。今時、たった5万円で、強盗、殺人に加担する闇バイトに手を出す若者がいるのだから、犯罪抑止効果も期待できる。

The Wall Street Jornalに記事広告が掲載されました。

令和5年2月8日

フェイク・ワールド

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