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ナイトライド・ニュース

2000/12/27 「東京海上など引き受け 第三者割当増資」(日本経済新聞)

来秋にも株公開 ナイトライド第三者割当増資 東京海上など引き受け 次世代の半導体材料として注目されている窒化ガリウム系ウエハーの量産を目指す産学協同ベンチャー、ナイトライド・セミコンダクター(徳島市、村本宜彦社長)は26日、総額6億5千万円の第三者割当増資が完了したと発表した。
調達資金は徳島県鳴門市で進めている新工場の建設や設備導入に充当する。
量産体制を確立し来秋の株式公開を目指す。
引受先は東京海上保険、日興キャピタル、丸紅、日本ベンチャーキャピタルなどで、25日付で払い込みが完了した。
6億5千万円の半分を資本金に組み入れており、増資後の新資本金は4億5千百万円。
同社では自前の生産拠点として、鳴門市瀬戸町の「鳴門複合産業団地」で工場建設を進めており、調達資金はその整備に使う。
来年7月から新工場でサファイア基板を使った2インチの窒化ガリウムウエハーを量産する計画。
全量を韓国の電子部品メーカーに輸出する。
初年度の目標出荷額は10億円。
ナイトライドの設立は4月。
徳島大学の酒井士郎教授が開発した窒化ガリウムウエハーの量産技術をベースに徳島県の経済界などが後押しする形で発足した。

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