Chapter 145
今日から、消費増税10%。8%の時、思った以上に負担が大きいことに驚いたが、1割と言えば重く響く。 昨年後半から、設備投資と一般消費が落ち込んでいるところへ、増税ということで、悪い流れを引き擦っている。 唯一の明るい話題は、ラグビーWカップのアイルランド戦勝利。 ロシア戦で、初めてメンバーの顔触れを見た時、これは日本のチームかと思った。 実際に、日本国籍を持っているというだけで、出身地は様々。 体格は、強豪国に引けをとらず、まんざらでもないなと感じた。 但し、アイルランドに勝つのは、贔屓目に見ても無理と思った。 常識的には、次の試合を優先して、捨て試合になると予想した。 ところが、試合が進むにつれて、勝ちに行っていることが伝わって来て、胸が熱くなった。 アイルランドにしても、油断があったに違いない。 その隙を突いた形になった。 ラグビーが面白いのは、大きな選手、小さい選手らが、力を合わせてボールを繋いでいく結束力。 スクラム、走力、キックのいずれが欠けても勝てない。 更に、鍵となったのは、選手交代の絶妙なタイミング。 各選手の個性をよく把握して、適時投入された。 個の能力もさりながら、ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチの緻密な戦略と采配勝ちという印象を受けた。 私は、トップに最も必要な能力は、観察眼と采配だと思う。 どんなに優秀な選手でも、ケガをすれば能力は発揮できない。 絶妙なタイミングで交代し、戦術を変えて流れを変えた。 タイミングは、早すぎても、遅すぎても駄目。 消費増税にしても、若い世代に負担を押し付けるようなことは絶対にあってはならないので、増税には賛成だが、なぜ、今なのか疑問符が付く。 闘将ジェイミー・ジョセフを見習った方がいい。 正しいことをやっているのに、なぜか成果が出ない日本。 失われた20年に欠けていたのは、スピード感。 正しいことをやっても、周回遅れだから、効果が出ない。
日本が、何処を目指しているのか全体像が見えない。 経済の強い国を目指すのか、貧しくとも気の合う仲間だけで楽しく暮らすのか? 経済的に世界のトップを目指すのであれば、ラグビーチームの編成と同様、世界から有力選手を招くしかない。 若い研究者、起業家が日本に集まり、世界の頂点を目指す。 そんな国にしなければならない。 米国トランプ政権の移民政策で、今まで、経済発展を担って来た留学生やベンチャー企業、そして意外に重要なのが不法就労者だが、米国西海岸からカナダ等近隣諸国に流出している。 日本も、そんな起業難民や留学生の受け皿として、各種優遇措置を設ければ、チャンスはある。 ラグビーWカップの開催と、アイルランド戦勝利は、今後の日本の方向性に大きな示唆を与えた。 引き続き、奮闘を期待する。
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令和元年10月01日
消費増税とラグビーWカップ勝利